痛みは私達が生きていく上で欠かせない感覚の一つです。
私たちは痛みをすごく嫌がっていますが、痛みには大切な意味があります。
これから痛みの意味について説明いたします。
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カエル君がテレビを見てます。 特に問題なくテレビを楽しんでいますね |
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あっ!カエル君の家に雷が落ちてしまいました。 |
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当然のように停電してしまいましたね。 せっかくテレビ良いところだったのに残念! |
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←あたふたするカエル君 |
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ようやくブレーカが落ちた事に気づいたようです。 |
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ブレーカーを元に戻したら、部屋が明るくなり、テレビも映りました。
テレビの続きが見れるようになってよかったね♪ |
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あっ!次はブレーカーの付いていないカエルちゃんの家に雷が落ちてしまいました。 |
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カエルちゃんの家にはブレーカが付いていなかったために、雷の過剰な電気が家電に流れてしまい、電球は割れてテレビは壊れてしまいました。
言い換えれば、電球やテレビに無理をさせすぎたために壊れてしまったんですね。 |
お分かりですか?
ブレーカーは家電を過剰な電流から守るために付いているのです。
ブレーカーが落ちて停電(警告アラーム)することで、そのとき初めて私たちは「あっ、雷が落ちたんだ」ってわかるのです。
ブレーカーが落ちた事による停電(警告アラーム)が私たちの体でいうところの痛みです。
もし私たちに痛みという感覚が無かったら、私たちは体のどこに異常があるのかサッパリわかりませんね。
例えば、虫歯で歯が痛い時に歯医者に行って治療しますよね。
その際神経を抜かれる事がたまにあります。
神経を抜くとたしかに痛みは無くなりますが、その後痛みが無くなった歯がまた虫歯になった時、あなたは虫歯になったことに気づく事ができますか?
きっと気づく事ができず、ほったらかしにしてしまうと思います。
ほったらかしにしておくと、その間に虫歯はさらに進行してしまいます。
私は痛みというのは体からの警告アラームだと思っています。
痛みはどうして不快なのか?
それは、もし痛みが快感だったら警告アラームにはならないからです。
(まれに痛みが快感て思う人もいるみたいですが^^)
痛みは私たち生き物にとって無くてはならない感覚であり、痛みがでるということは本来とてもありがたいことなのですよ。
痛みがイヤだからって神経注射や投薬などで痛みを消し、そのまま治療せずにほったらかしにしていたら、最悪の事態が起こるかもしれません。